単位/用語集 - タンク 表面処理 - その他2

焼鈍(しょうどん)

焼きなましともいう。金属材料を高温に保持したのち徐冷する熱処理。作業は焼戻しと似るが、析出などの効果を期待しない点が異なる。材料の種類、状態、目的により保持温度、時間は多様であるが、次のように大別される。
(1) ひずみ取り焼鈍:内部ひずみ除去
(2) 中間焼鈍:内部ひずみを解消するとともに軟化,結晶粒の微細化
(3) 拡散焼鈍:鋳造の偏析を拡散解消する処理
(4) 完全焼鈍:高温焼鈍ともいう。主として軟化による被削性の向上を目的とする
(5) 球状化焼鈍:特に酸化を防ぐため熱浴を用いることもある。還元性または不活性ガス気圏中で焼鈍を行うと表面に酸化膜の生成がなく、光輝を保つので光輝焼鈍ともいう

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